大久保かれん/甲状腺腫瘍/左葉摘出

日本での甲状腺疾患の患者数は推定 で500〜700万人。

そのうち治療が必要な患者さんは約240万人と推計されていますが、

実際に治療が行われているのは約45万人だそうです。

つまり、まだおよそ200万人の方々が必要な治療を行なっていないということです。
 
甲状腺の病の症状はさまざまなだけに、気付かず、治療することなく

甲状腺疾患に苦しんでる方が多いようです。


私もその一人でした。

まずは私の甲状腺のお話からさせていただきます。

 目次

①病気に気付いたきっかけ/症状

 

 きっかけは2010年でした。

声が出にくくなり、まずは耳鼻咽喉科へ。

ファイバースコープで声帯を診察すると異常なし。

他の多数の病院でも診てもらうが、問題はないと言われる。

 

症状が進み、声のかすれ、いがらっぽいなど、おさまる気配がなく、

職場の環境も変わったので、埃などのアレルギーを疑い検査。

さほど、大きなアレルギーはなく、影響はないと診断される。

 

その後も呼吸器科、循環器科などで診てもらい、

どこも「異常ない」と言われ、挙げ句の果てに「喉の鬱」と診断される。

漢方薬を勧められ、しばらく服用するが改善はみられなかった。


医者にもわかってもらえない症状。「気のせい」と言われる辛さを抱え、

精神的にも辛くなり、神経内科へ。

しかしここでも「鬱などの症状は見られない」

 

② 初診〜検査


2010年、風邪を引き、耳鼻科へ行くと、医師から

「喉が腫れているが甲状腺かもしれない」と受診を勧められ、

地元神戸の有名な甲状腺の病院「隈病院」で受診。

結果は甲状腺ホルモンの分泌が少ない「橋本病」

数値的に悪くないので、投薬はなし。

経過観察、1年に1度の検査のみでOK.

 

しかし、2cmの腫瘍が見つかり、

針をさす細胞検査を行い、結果は良性。

また半年〜1年後の検査で経過観察。

 

しかし、この細胞検査がとてつもなく痛かった。

(おそらく新人の先生であり、その後、違う先生にしてもらった際は痛くありませんでした)

 

1週間ほど、内出血で首が青くなり、痛みもあったため、

これをまた体験するのが嫌で、検査から遠のいてしまう。

 

ちなみにこの時も腫瘍が声の症状の原因ではない、と言われる。

 

③ 治療や手術

2011年、検診で隈病院へ。

腫瘍は大きくなって3センチに。

細胞検査(この際は痛みなし)で「良性」

投薬もなく、経過観察。

また来年辺りに検査に来なさいとのこと。

 

しかし声の調子は年々悪くなり、

相変わらず原因探しで病院をまわったり、

色んな情報を集めてみるものの、これと言った答えは出ず。

 

定期的に隈病院に検査に行っていたが、待ち時間が長く、

忙しいのでなかなかタイミングが合わない。

たまたま知り合ったお医者さんが甲状腺の専門医で、

予約の必要なく、待ち時間なく診てもらえる(どなたでも)

ということで、その後はその個人医院で診てもらう。

2015年3月の検査の結果

抗サイログロプリン抗体(抗Tg抗体)が基準値の28.0IU/ml未満を上回わる437.5

 

診断は「投薬の必要あり」

チラーヂンを処方してもらい、

週3日くらいの頻度で飲むよう言われる。

 

しかし、週3日を忘れてしまう日々で(-.-;)

思い出した時に飲むくらいでした。

 

その後、チラーヂンを飲み切ったところで受診。

2015年12月。抗Tg抗体535.8

 

つい飲み忘れてしまうことを相談。

「じゃ、わかりやすく月曜〜金曜に飲んでは?」とアドバイスいただき、

続けて飲むと、なんとなく声の調子が良くなって来た。

 

一年ほど飲むうちに喉も楽になったが、

完全ではなく、調子の悪い日もあったり、

とても不安定で、気持ちもそれに合わせて不安定になっていく。   

 

2016年5月の受診で、エコー抗Tg抗体338.4

エコーで腫瘍を見てみると、先生から

「腫瘍が4センチを超えた。これは良性であれ、摘出した方がいい」

と言われ、隈病院の先生を紹介していただく。

 

2週間後、隈病院で検査の結果、甲状腺機能は正常(投薬の効果)

腫瘍は左の甲状腺に癒着、丸ごと摘出するよう勧められる。

大きさは4.3cm。

細胞診の結果は「良性」だが、

針を2箇所に刺して細胞を取ったところ以外に悪性がある可能性も否めないため、

摘出手術を決める。

 

すぐに急ぐ手術ではなかったため、傷口が目立たない秋に行なうことにして、

それまでは定期検診。

 

8月の検査でも大きな変化なし。

11月の手術を予約。

 

病名は「結節性甲状腺腫 慢性甲状腺炎

手術方法は「甲状腺左葉切除術」