カズミさんとの出会いはヨガでした。
私のレッスンに来てくださり、そこからFacebookで繋がり、
しばらく間がありましたが、
2016年の6月に私が主宰したウクレレのレッスンに来てくださり再会。
実はその時には甲状腺の術後だったと、私の手術後11月に伺い、
それから甲状腺の病気について、相談に乗っていただいたり、
アドバイスをいただきました。
カズミさんは更年期障害に似た症状ということもあり、
甲状腺の疾患に気付くまで少し時間がかかったしまったようです。
また足の症状に悩まれました。
色んな症例があるんだな、と改めて感じさせられるお話です。
目次
①病気に気付いたきっかけ、症状
私は2016年2月に、甲状腺乳頭癌と診断されました。
腫瘍の大きさは1㎝未満が4個、
うち一つはリンパ節にできていましたが良性でした。
病気がわかるまで、特に首の腫れや違和感もなく、風邪もひかない、
インフルエンザも直近10年かかったことがないという元気な私が、
どの様な経過を経て甲状腺癌発覚に至ったのかお話させて頂きます。
最初の異変は2015年2月頃、
この頃過度のストレスがたまり、口内炎がよく出来るようになりました。
治りが悪く病気発覚まで繰り返し出来るという状況でした。
二回目の異変に気付いたのは夏頃、片足が浮腫み、少し痛みもありました。
少し時間があれば横になりたい、疲れ気味な状態でした。
その後、秋にかけて足の症状は徐々に悪化していきました。
しかし仕事が忙しく病院へは行かず。
また病院に行く怖さもあり行かなかったというのもあります。
というのは2007年8月に、右足の腫瘍切除の手術をし、
良性でしたがその再発ではないかと思ったからです。
少しでも症状を軽減させたいと思いマッサージに行きました。
三回目の異変は12月、ちょうど一年前になりますが、
体重増、顔と足の浮腫み、まぶしい、寒い、髪の毛が抜ける、常に眠い、
少しでも時間があれば横になりたい、寒すぎて夜中にお風呂に入る等、
今までにない色んな症状が出てきましたが、ひどい更年期障害だと思っていました。
足は更に悪化し、痛みで熟睡できなくなりました。
歩きにくい、階段を登りにくい、膝から太ももにかけてしこりもある。
これはただごとではないと思いました。
再発を覚悟して整形を受診することにしました。
総合病院Aを受診すると、先生は触診で
「再発やね、ここに3㎝の腫瘍があります。
若いので転移していたら困るので、乳癌の検査もしないと」と。
何故今まで放っていたのかとかなり怒られました。
もしMRIで再発が確認されてもこの病院では専門医がいないとのことで、
総合病院Bを勧められ、翌日に総合病院Bを受診。
昨日のA病院での内容を伝えて触診してもらうと、
「これがしこり?これは筋肉ですよ。念のため画像撮りましょう」と。
総合病院BでMRIの予約をしたところ2週間後の12月25日ということに。
こうなれば1日でも早く検査したいのに年末で混み合っており、
よりによってクリスマス。不安な日が2週間続きました。
結果は「特に所見は見当たらない、今は画像が全てです。
少し様子みて調子が悪ければまた来て下さい」と。
ほっとして夜は眠れるようになりましたが、気持ちはすっきりしませんでした。
まだまだ浮腫や痛みしこりがあるのに何もないとは...
不安を抱えたまま年が明けました。
足の痛みはましになっていきましたが、諸々の症状は続いていました。
四回目の異変は、1月の中頃でした。
車でスーパーに買い物に出かけましたが、駐車場に着いてもしんどくて
車から下りれません。買い物せずに帰宅しました。
その何日か後もまた同じようなことがあり、
その日は駐車場で一時間寝てしまいました。
さすがにおかしいと思いましたが、熱もない、風邪でもない、
インフルエンザの前か、更年期障害が更にひどくなっていると思いました。
そこで婦人科を受診しました。
浮腫みは更年期障害ですねと。
プラセンタ注射を一週間に2日打ちに通うことにしました。
こんな症状でも、友達との約束や習い事の日は、今まで通り出かけられるし、
足が重い位です。もしかしてこのだるさは、気持ちの問題?と思いました。
10年続けた仕事を11月末で辞めて、少しだらけていたので、
規則正しい生活をすると体調が良くなるのではと考え、仕事を探し始めました。
もし仕事を始めるとなかなか病院に行けないので、今のうちに人間ドックを受けようと思い、1月末に人間ドックを受けました。
(つづく...)